Maker(メイカー)とTaker(テイカー)って単語、
聞いたことあるけど、一体どういう意味なんだろう・・・。
このようなお悩みを解決します。
Maker(メイカー)とTaker(テイカー)という言葉を一度は見たことありませんか?
仮想通貨を取引所で売り買いするとき、取引手数料で使われる言葉です。
※販売所で売り買いするときには、この言葉は出てきません。
↑これは、GMOコインの取引所でビットコインを取引するときにかかる費用です。
これだけ書かれていても実際は手数料がどうなるか、なんとなく想像がつかない…
ですが!
この記事を読むと、誰よりもMaker(メイカー)とTaker(テイカー)について詳しくなれますよ〜
- Maker(メイカー)とTaker(テイカー)の違いは?
- Maker(メイカー)とTaker(テイカー)だと手数料はどうなる?
- Maker(メイカー)とTaker(テイカー)を使う仮想通貨取引所は?
Maker(メイカー)とTaker(テイカー)の違いを理解して手数料で少しでもお得に取引をしましょう。
販売所と取引所について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
Maker(メイカー)とTaker(テイカー)の違いとは
↑これは注文板といい、取引所で取引参加者が出した買い注文と売り注文が並んでいるものを指します。
この注文板を使って、買い注文に絞ってMaker(メイカー)とTaker(テイカー)について説明していきます。
※売り注文の場合は、買い注文の逆だと考えてください。
Maker(メイカー)とは?
Maker(メイカー)は、現在価格より安い価格で注文を出して、その注文が注文板に並ぶことで、注文板(市場)に新しい動きを作る(=Makeする)取引参加者のことを指します。
Taker(テイカー)とは?
Taker(テイカー)は、現在価格より高い価格、もしくは同じ価格で注文を出し、注文板に並んでいる注文を取りに行く(=takeする)取引参加者のことを指します。
※わざわざ高い価格で買いに行く人はいないと思いますので、ほとんどが現在価格(=成り行き)で注文した人、と考えてOKです。
Maker(メイカー)=現在価格より低い価格で指値注文した人
買い注文の場合、Maker(メイカー)になりたければ、現在価格より低い価格で注文を出す必要があります。
Taker(テイカー)=成行注文をした人
買い注文の場合、Taker(テイカー)になるには、価格を指定せずに成行注文を行います。
Maker(メイカー)とTaker(テイカー)の手数料の違い
これはGMOコインのビットコイン取引時の取引手数料です。
- Maker(メイカー):ー0.01%
- Taker(テイカー):0.05%
上記の場合、手数料はどうなるでしょうか?
例えば、ビットコインが4,000,000円のとき、0.01BTCを購入すると…
図のように、Maker(メイカー)になると手数料がマイナス=手数料をもらうことが出来ます。
Taker(テイカー)だとどうなるかというと…
Taker(テイカー)になると手数料を払わないといけません。
Maker(メイカー)の手数料がマイナス(手数料分もらえる)のはなぜ
では、Maker(メイカー)だと手数料分のお金がもらえるのはなぜでしょうか?
それは、Maker(メイカー)が「市場に流動性を提供する」からです。
Maker(メイカー)によって取引板にたくさん注文があると、新たな取引参加者が注文したときに取引が成立しやすくなります。
仮想通貨取引所では、取引を活発にしてくれるMaker(メイカー)を増やすために、Maker(メイカー)を優遇しているのです。
取引所で指値注文するのであれば、Maker(メイカー)になって手数料分をもらうのが賢い取引ですね。
Maker(メイカー)・Taker(テイカー)で取引手数料を定めている仮想通貨取引所
Maker(メイカー)・Taker(テイカー)で取引手数料が決まる主な仮想通貨取引所は以下の三つです。
ビットコインを買うときにかかる手数料を3社それぞれ詳しくみていきましょう。
コインチェック
コインチェックではMaker(メイカー)・Taker(テイカー)で取引手数料が決まりますが、ビットコインは手数料が0%で無料になっています。
取引所でビットコインを成り行き注文する場合は、コインチェックを使うと手数料がかからず買うことができますね。
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GMOコイン
GMOコインもMaker(メイカー)・Taker(テイカー)で取引手数料が決まります。
成り行き注文したとしても、そこまで大きな金額は発生しないで済みます。
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bit bank(ビットバンク)
ビットバンクでもMaker(メイカー)・Taker(テイカー)で取引手数料が決まります。
手数料は下記の通り。(一部のみ掲載)
上記の数字を見ると、3社の中ではMaker(メイカー)が一番優遇されています。
そしてTaker(テイカー)にかかる負担が大きい…!
成行で購入するのは控えた方がよさそうですね。
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Maker(メイカー)・Taker(テイカー) 手数料一覧
3社でビットコインを買うときにかかる手数料を比較してみました。
Maker(メイカー) | Taker(テイカー) | |
---|---|---|
コインチェック | 0.00% | 0.00% |
GMOコイン | -0.01% | 0.05% |
bitbank(ビットバンク) | -0.02% | 0.12% |
ただし、GMOコインは送金手数料0円という特徴があるので、
- 買ったビットコインを別ウォレットに送金する
- ビットコインを売って日本円を送金する
このような予定があるなら、GMOコインはとても使い勝手が良いですよ。
【まとめ】取引所でビットコインを買うなら
- 成り行き注文をする⇒コインチェック
- 指値注文をする⇒bitbank(ビットバンク)
- 送金予定がある⇒GMOコイン
Maker(メイカー)とTaker(テイカー) まとめ
Maker(メイカー)とTaker(テイカー)について解説しました。
この違いを知っていると知らないでは、支払う手数料が大きく変わってくるかもしれません。
少しづつ知識を身につけて、ご自身に合った取引所を選び、賢く取引しましょう!
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